ふかわりょうの名言
仲が悪いこともそれはそれで価値がある。
by ふかわりょう
『報われる努力、ムダな努力 (プレジデント2022年 6/17号)』プレジデント社 (2022/5/27)より
出典元書籍:https://amzn.to/3mdLRzG
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はお笑いタレント
のふかわりょうさんの名言を
取り上げさせていただきました。
オーストリアの精神科医・心理学者の
アルフレッド・アドラーは、
「人間の悩みというのは、
すべて人間関係の悩みである」と述べていますが、
ふかわりょうさんの
「仲が悪いこともそれはそれで価値がある」
という考え方は、
「仲が悪い=良くないこと」という考え方に
大きなインパクトを与えてくれる言葉かなと思って
紹介させていただきました。
私たちの悩みというのは、
「人間関係の悩み」。つまり、
人に嫌われたくないというところから来ています。
これを別に嫌われてもいい。
仲が悪くてもいい。
さらにいえば、仲が悪いことに価値がある
という発想の転換によって
人間関係から自由になれると思うのです。
よくよく考えてみれば、
我々の対人スキルがあがるときというのは、
仲が悪い人とのやりとりの中ではないかと思うのです。
人間関係がうまくいかない。
その悩みの中で試行錯誤しながら、
コミュニケーション能力を磨いていく。
そういうものだと思うのです。
その考え方に立てば、
仲が悪い人というのは、
自分のコミュニケーション能力を磨いてくれる
試金石のような存在といえるのではないでしょうか。
仲が悪い人がいたら、
よしこの人で自分の能力を磨かせてもらおう。
仲の悪い状態というのを「悪」ではなく、
許容することで対人関係の悩みから解放されます。
ベストセラーになった「嫌われる勇気」では、
そこを人から嫌われてもいいと思ったとき、
はじめて人は自由になれると説かれていましたが、
同じように仲が悪いことをよしとしたとき、
対人関係の悩みから
はじめて解放されるのではないかと思うのです。
仲がいいことだけが美しいわけではなく、
仲が悪いこともそれはそれで価値がある。
この言葉は、
仲が悪い=「悪」ではないということを教えてくれる
名言だなと思いました。
ふかわりょうのプロフィール
ふかわりょう(1974年8月19日-)は、神奈川県横浜市港北区出身のお笑いタレント、エッセイスト、司会者。本名は、府川 亮(読み同じ)。ryo fukawa、ROCKETMAN(ロケットマン)名義でミュージシャンやクラブDJとしての活動も行っている。慶應義塾大学経済学部卒業。大学在学中の1994年にデビュー。デビュー当初は、シュールな一言ネタ、自虐的な笑いで「シュールの貴公子」と称され、相手にちょっとしたダメージを与えるあるあるネタを発するというスタイルで人気を獲得。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『世の中と足並みがそろわない』新潮社 (2020/11/17)
- 『ひとんちで充電すんなよ!!』扶桑社 (2001/3/1)
- 『休んだ日に席がえ?!』扶桑社 (1999/11/1)
- 『カフェオレ・スマイル』メディアファクトリー (2003/7/4)
- 『無駄な哲学』ゴマブックス (2007/5/9)
- 『ムーンライト・セレナーデ』メディアファクトリー (2002/9/27)
- 『フニオチ手帳』ポプラ社 (2010/4/2)
- 『風とマシュマロの国』幻戯書房 (2012/3/1)
ふかわりょうの著作一覧:https://amzn.to/3ax8zAu