安斎勇樹の名言

核心を突くときのコツは、
アホなふりをすることです。

by 安斎勇樹

『報われる努力、ムダな努力 (プレジデント2022年 6/17号)』プレジデント社 (2022/5/27)より

出典元書籍:https://amzn.to/3mdLRzG

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO
の安斎勇樹さんの名言を
取り上げさせていただきました。

ファシリテーション(会議等をスムーズに進める技法)
の研究者でもある安斎勇樹さんが
核心を突くときに大事にしていること。
それは「アホなふりをすること」だそうです。

「この会議の目的把握してます?」
なんて真顔で言おうものなら、
あちらこちらにカドがたち、敵を作ります。

そんなときに自分の意見を伝えつつ、
敵を作らない方法が
「あれ?なんかわかんなくなってきたんですけど、
この会議の目的ってなんでしたっけ?」
とアホなふりをして核心を突くこと。

アホなふりをしていても
わかる人には「あいつは核心をついてるな」
と自然と見抜かれるので評価もついてきます。

ほんとにアホだと思う人には
そう思わせておけばいいのです。
そんなことも見抜けない人に大した人はいません。

司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」
に出てくるエピソードで心に残っているのが、
敵の新選組と遭遇して正面衝突しそうになったとき、
一触即発の場面で竜馬が取った行動が、
横にいた猫をなでるでした。

これには新選組もあっけにとられ、
猫を抱える竜馬をそのまま通してしまった
というシーンです。
(私の記憶なので多少あいまいかもしれません)

これをアホなふりと言っていいかわかりませんが、
少なくとも相手の出鼻をくじくような行動をとることによって
相手の殺気を殺したわけです。

会議でバチバチの真剣モードのとき、
正面突破しようとしてもがくよりも
アホなふりして意見を言う方が効果的なのです。

私は大阪人なので会議でも
笑いを一発は入れるようにしているのですが
みんながその意識なので会議も非常に和やかです。

この前の会議では意見が行き詰まったので
休憩を入れようかなと思い、
「すいません!トイレが爆発しそうです!」と言うと
「どこのトイレが溢れとんねん!」と突っ込みがすかさずやってきました。
そして笑いながら休憩になる。

こうすると再開したときは、
みんながリフレッシュして会議に臨めます。

ユーモアと呼んでもいいかもしれませんが、
アホなふりとユーモアは、
社会人が身につけておきたい教養のひとつではないでしょうか。

安斎勇樹のプロフィール

安斎勇樹(あんざい ゆうき/1985年-)は、株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO、東京大学大学院情報学環特任助教。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している人物であり、ファシリテーションを総合的に学ぶためのウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務めている。

参考文献・出典:『問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021/12/23)

主な著作

  • 『問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション』学芸出版社 (2020/6/4)
  • 『問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021/12/23)
  • 『リサーチ・ドリブン・イノベーション 「問い」を起点にアイデアを探究する』翔泳社 (2021/4/20)
  • 『ワークショップデザイン論―創ることで学ぶ』慶應義塾大学出版会 (2013/6/7)
  • 『ワークショップデザイン論 第2版』慶應義塾大学出版会; 第2版 (2021/1/9)
  • 『芸術教養シリーズ21 協創の場のデザイン―ワークショップで企業と地域が変わる 私たちのデザイン5』幻冬舎 (2014/4/3)

安斎勇樹の著作一覧:https://amzn.to/3aNnw1u

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