中野善壽の名言
誰も自分を知らない海外の地で、
一人で一年間暮らしてみるといい。
そこで最後に残るものが、
その人の本当のアイデンティティ。
by 中野善壽
『報われる努力、ムダな努力 (プレジデント2022年 6/17号)』プレジデント社 (2022/5/27)より
出典元書籍:https://amzn.to/3mdLRzG
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はホテルニューアカオ代表取締役会長
の中野善壽さんの名言を
取り上げさせていただきました。
自分とは一体なんなのか。
そんな問いを思春期の頃に
自分に問いかけた方も多いのではないかと思うのですが、
中野善壽さんは、極限まで捨てていき、
最後に残ったものが
本当のアイデンティティであると述べられています。
自己理解。
私はその核心は自身の価値観だと思っているのですが、
自身が何に価値を感じ、何を大事にしているのか。
これを知ることこそが、自己理解に繋がると思っています。
自分の価値観とかけ離れたことをしていたら、
モチベーションはあがらないし、
無理やり続けていたら病気になってしまうと思います。
自身が大切にしている価値観を知ること。
これが自身を知ることではないかなと思うのです。
中野善壽さんは、
そんな自己理解をする手っ取り早い方法として、
言葉も通じず、
誰も自分を知らない海外の地で
一年間過ごしてみるのが手っ取り早いと提案しています。
まったくの異文化の中に飛び込めば、
自分が持っていた文化というものが鮮明になります。
同じような文化圏では気づけないものが、
鮮明に見えてくる。
異文化を知ることによって、
常識で隠れてしまっている自分のコアなところが見えてくる。
そんなことが中野善壽さんは言いたかったのかと思います。
自分とは一体なんなのか。
わからないときには異文化の中に飛び込む。
そうすることによってより深く自分のことがわかる。
もちろん、今の生活を捨てて
一年間異文化で生活できる人は多くないと思います。
そんな方は異文化圏の小説を読むでもいいし、
Youtubeで異文化圏の話を聞くでもいい。
とにかく自分の価値観とは違う文化圏の話を聞いてみるのが
勉強になると思うのです。
中野善壽のプロフィール
中野 善壽(なかの よしひさ/1944年-)は、ホテルニューアカオ代表取締役会長を務める実業家。元・寺田倉庫株式会社代表取締役社長、元・亜東百貨COO、元・株式会社鈴屋代表取締役専務。千葉商科大学商経学部を卒業後、株式会社伊勢丹(現・株式会社三越伊勢丹)を経て、株式会社鈴屋へ入社。代表取締役専務就任を経て1997年台湾へ渡り、力覇集団百貨店部門代表、遠東集団董事長特別顧問、ならび亜東百貨COO等を歴任。2011年寺田倉庫株式会社入社。2012年代表取締役社長就任。2019年8月に東方文化支援財団を設立し、代表理事に就任。2021年8月にホテルニューアカオの代表取締役会長に就任。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『ぜんぶ、すてれば』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2020/4/17)
- 『孤独からはじめよう』ダイヤモンド社 (2021/11/17)
中野善壽の著作一覧:https://amzn.to/3aR8uYz