鶴我裕子の名言

現役時代の自分に
言ってあげたいことはたくさんあります。
それを書きます。
まず、自分をいじめないこと。
イヤな人、イヤなことからは、
とにかく逃げましょう。
改善しようとジタバタしないで、
距離を置いて静観する。

by 鶴我裕子

『月刊PHP 2022年7月号 (月刊誌PHP)』PHP研究所 (2022/6/10)より

出典元書籍:https://amzn.to/3tZn1bi

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はエッセイスト、バイオリニスト
の鶴我裕子さんの名言を
取り上げさせていただきました。

定年から15年たって、
現役時代の自分にかけてあげたい言葉。
それが「自分をいじめないこと」。
特にイヤな人、イヤなことからは
逃げることを伝えたいとのことです。

今回は「イヤな人」というところに
フォーカスしたいのですが、
「イヤな人」との付き合い方には色々考え方があって、
相手のいいところをみつけようという長所を見る方法と、
嫌な人こそ自分を成長させてくれるという
認知行動療法的な考え方、
そして鶴我裕子さんのようにとにかく逃げる
という方法などがよく紹介されています。

アドラー心理学によると人間の悩みというのは、
人間関係の悩みに尽きるとのことなので、
特に嫌な人との付き合い方というのは、
万国共通の悩みなのではないでしょうか。

私事ですが最近、
嫌な人との付き合い方でしっくり来ている方法が
嫌な人という存在をそのまま受け入れるという方法です。

私とまったく同じ人というのはいないかもしれませんが、
私の場合、嫌な人がいるという「状態」自体が、
「嫌な人がいるという自分ではだめだ」と
自分を苦しめていました。

高校生の頃に読んだ本の影響で
「すべての人を愛したい」と思っていた自分には、
嫌な人がいるという状態が自己否定につながっていたのです。

最近、私が見つけた考え方は、
「嫌い」と「愛する」という状態を分けるということ。

嫌いな人を嫌いなまま愛す。
ということが出来るようになると
嫌いな人を否定することなく、
受け入れることができるようになりました。

嫌いな状態でも愛せるという前提に立つと、
逆に嫌われても愛されるという状態が成り立ちます。

ベストセラーになった「嫌われる勇気」の私の中の着地点は、
「嫌いな状態でも愛せる」というところかなと思っています。

話を戻すと、
嫌いな人との付き合い方でおすすめは、
受け入れるか、逃げるです。

受け入れるというのもある種、
逃げなのかなと思うのですが、
相手を嫌いでいいと自分を認めてあげることだと思うのです。

嫌いな人がいてもいい。
しんどかったら逃げていい。
そんな考え方が人間関係では大切かなと思います。

鶴我裕子のプロフィール

鶴我 裕子(つるが ひろこ/1947年-)は、福岡県若松市(現北九州市)生まれ・山形市育ちのエッセイストバイオリニスト。東京藝術大学音楽学部卒業後、1976年6月にNHK交響楽団に入団。2007年2月まで同楽団で第1バイオリン奏者を務め、NHKの『N響アワー』『名曲アルバム』『FMリサイタル』などに演奏とトークで出演。また、長年にわたってN響機関誌『フィルハーモニー』の「N響休憩室」を担当、新聞、雑誌などでも文才をふるった。

参考文献・出典:『バイオリニストは弾いてない』河出書房新社 (2016/11/25)

主な著作

  • 『バイオリニストに花束を』中央公論新社 (2010/4/1)
  • 『バイオリニストは弾いてない』河出書房新社 (2016/11/25)
  • 『バイオリニストは肩が凝る 鶴我裕子のN響日記』株式会社アルク出版企画 (2005/6/30)
  • 『バイオリニストは目が赤い』新潮社 (2009/11/28)

鶴我裕子の著作一覧:https://amzn.to/3OmqNni

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