オリバー・バークマンの名言 第2集

禅の教えによると、
人の苦しみはすべて、
現実を認めたくないという
気持ちから生じるのだという。
「こんなはずではなかった」
「どうして思い通りにいかないんだ」
という気持ちこそが、
苦しみの根源なのだ。

by オリバー・バークマン

『限りある時間の使い方』かんき出版 (2022/6/22)より

出典元書籍:https://amzn.to/3RipFD8

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はイギリスの全国紙ガーディアンの記者
のオリバー・バークマンさんの名言を
取り上げさせていただきました。

アドラー心理学によると、
「人間の悩みというのは、
すべて人間関係の悩みだ」
と定義されているのですが、

オリバー・バークマンさんによると
禅の教えでは、
「人の苦しみはすべて、
現実を認めたくないという
気持ちから生じる」とのこと。

夢は必ず叶う!
人間に不可能なんてない!
という言葉は夢に溢れ、
人におおいなる希望を与えてくれますが、

物事には作用反作用というものがあります。
希望が生まれるからこそ、
絶望も生まれる。

世の中の大半の人は、
夢が叶わなかった人です。

そんな人の心を癒してくれるのは、
自分は万能ではないということ。
つまり、自分には出来ないことを認めるという作業が、
その人を苦しみから救ってくれるのかなと思います。

足るを知る精神といいますか、
現実を受け入れ、
現状に満足する。

現状に満足しないと、
一生、心穏やかな日々はやってきません。

現実的には、
夢は必ず叶う精神と
足るを知る精神のバランスが大事かなと思います。

自分の人生に希望は持つものの、
現状でも十分に満足している。

現状で十分なのに、
人生はまだ自分に喜びを与えてくれるのか。
と日々、感謝する。

ミュージシャンになるという夢を
20代のときに追いかけた私にとっては、
夢なんて叶わなくても、人生とっても幸せだよ
という考え方がとても癒しになります。

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